2018/04/23 08:17
『材木屋のモノづくり』KAZUOモクザイです。
寒く長かった冬を終え太陽の日差しが温かい春です。
植物が元気に健やかに育つ季節になりました。
鉢植えやガーデニング、家庭菜園などでタネまきや植え付け、植え替えを始められる方も多いのではないでしょうか?
突然ですが、
『マルチング』という言葉をご存知でしょうか?
園芸やガーデニングの世界ではよく耳にする言葉で、略してマルチと呼ばれることが多いようです。
マルチングとは「作物や植物の株元の地表面をビニールシートや藁(わら)、バークチップ(樹皮)やウッドチップで覆う方法」の事を言います。
この写真のような風景を一度は見たことはありませんか?
用土の表面に黒いビニールシートを張っているのが一般的なマルチングのイメージです。
これ以外にも様々な素材で用土の表面を覆っていれば、それはマルチングといえます。
マルチングを行う目的と効果は使用するマルチング素材によって様々ですが、
一般的な目的とメリットがこちら。
1、作物の周囲の土壌に日光が当たることを防ぎ、雑草が生えてくるのを防ぐ
2、土壌表面の水分蒸発を抑え、マルチ内の湿度が保たれ急激な乾燥から根を守ってくれる
3、用土の急激な温度変化から作物を守り、土壌の殺菌効果や冬場はマルチ内を温室のように温かいまま保ってくれる
4、強い雨が長時間降り続くことで発生する用土や肥料の流出を防ぎ、作物周囲の土壌を持ってくれる
5、雨や水やりの時に土壌の泥が作物の下葉や茎に跳ね返り、土壌に潜む病原菌が作物に移ってしまうのを防ぐ
6、雨をマルチ材が受けてくれる為、用土が締め固まってしまうのを防ぐ
7、寄せ植えや樹木の株元の泥を見えなくする外観的効果、見栄えが良くなる
比較的簡単に行えるうえにこれだけの効果が見込めるマルチング、
農家の方や家庭菜園に慣れていらっしゃる方には当たり前のテクニックなんです。
畑でのマルチングだけではありません!
ご家庭の鉢植えやプランター、ガーデニングや観葉植物などのインテリアや観賞用の植物にもマルチングは効果的。
そこでおススメしたいのが『国産檜でつくったウッドチップ』です。
先ほどご説明したメリットの他にも、ヒノキに含まれるフィトンチッドという成分が土壌に含まれる病原菌を殺菌してくれます。
何よりも、泥部分がふんわりとしたナチュラルなウッドカラーになり、見た目が明るく清潔感がグッと増します。
そして室内であればヒノキのアロマの香りが心と身体を癒してくれます。
室内の消臭効果、調湿効果もプラスされますね。
国産ヒノキ100%、添加物など一切使用していない自然素材ですので小さいお子様やペットにも安心です。
国産檜でつくったウッドチップを使ったマルチングの方法はシンプルです。
花壇やコンテナ、プランターやハンギングバスケットなど植物を植えた用土の表面にウッドチップを撒くだけ。
土の色が見えなくなるまでまんべんなくたっぷり覆って下さいね。
もちろん、家庭菜園にも使ってもOK!
温かい季節となり、植物はこれからぐんぐん育ちます。
その反面、雑草もよく育ちますよね。
花壇や鉢植えなど、雑草が生えているだけで台無しです。
国産檜でつくったウッドチップでマルチングをして、1ランク上のインテリアにしてみませんか?
植物に対するマルチングの効果はとても大きいです。
植物がなかなか大きく育たない、
植物を枯らしてしまった、
など過去に失敗をして悩んでいた方、マルチングをすることであっさり解決するかもしれません。
騙された!と思ってマルチングをぜひ一度お試し下さい。
KAZUOモクザイは『材木屋のモノづくり』に日々チャレンジしています。
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